2013年11月13日
平成25年度松茂町文化祭が平成25年11月9日、10日の2日間行われました。
松茂町内の住民の皆さん(小、中学生も参加)が日頃、楽しみにされている趣味の成果を披露する企画として毎年行われております。芸能では、舞踊、ダンス、オカリナ、琵琶など、また手作り作品として華道、書道、絵画、絵手紙、陶芸、藍染めなどたくさん力作が展示されておりました。
今回、町内にある松茂町歴史民俗資料館・人形浄瑠璃芝居資料館が今年開館20周年にあたり、その記念にサークル“松藍”(藍染めの会)の皆さんが、3グループに分かれ、松茂町を代表するものを藍染めでタペストリーに表現しました。
徳島・松茂町といえば阿波踊り、人形浄瑠璃、空港の町そして鳴門金時、レンコンなどいろいろ候補がありました。その中に三木文庫も候補にあがり、描いてくださったので、今回トピックスに記載させていただきました。
この景色は、当館の北側になります。藍商として商いをしていた時に、この場所から藍の俵を小船に載せ、撫養(鳴門)の港で大きな船に積み替えて江戸、大阪へと輸送されていたそうです。現在もその形跡があり、当時を偲ぶことができます。 (学芸員:舩井由美子)